北米時間2012年7月3日,NVIDIAは,Release 304世代のグラフィックスドライバ第2弾となる公式最新β版「GeForce 304.79 Driver Beta」「Verde 304.79 Driver Beta」を公開した。対応OSはWindows 7&Vistaと,Windows 8(=Windows 8 Release Preview,以下 Windows 8 RP)だ。
NVIDIAは北米時間6月27日に「」という,なかなか珍しいリリースを公開済みだが,今度は,Windows 7&Vista向けドライバとの統合を早くも果たしてきたことになる。もちろん,1つのバイナリでWindows 8 RPとWindows 7&Vistaに対応したドライバが登場してきたのは今回が初めてである。
対応GPUは下記のとおりで,「」がサポート対象から外れている点も含め,Release 304世代の第1弾となった「」との間に違いはない。
入手したい人は下に示したリンクを使ってもらえれば幸いだ,aion RMT。
→(166MB)
→(210MB)
→(168MB)
→(213MB)
さて,そんなRelease 304.79 Driverにおけるポイントだが,上で紹介したWindows 8 RPがらみの話を除けば,「」の発表に合わせて紹介がなされたNVIDIA独自のアンチエイリアシング技法「TXAA」(Temporal approXimate Anti-Aliasing)を,ついにGeForce Driverがサポートした点ということになるだろう。今後,TXAAがどれくらい普及するのか,現時点ではなんともいえないが,Release 304.79の公開に合わせて,Electronic Artsの「」がTXAA対応タイトル第1弾として発表されたのはトピックといえそうである。
そのほか英文リリースノートに書かれているアップデート内容は和訳のうえで本稿の最後にまとめたが,全体としてはバグ対策が広く行われた印象も受ける。「シャットダウンしたら再起動がかかることがある」問題など,比較的大きめのトラブルへも対処がなされているので,β版の導入に抵抗がないなら,自己責任で試す価値があると述べていいのではなかろうか。
●Release 304.79 Driver Betaの新要素
?TXAAのサポート追加
,戦国IXA RMT?SLIの拡張
●Release 304.79 Driver Betaで解決した問題(Windows 8)
●Release 304.79 Driver Betaで解決した問題(Windows 7&Vista)
●Verde 304.79 Driver Betaに関する注意事項
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