。パワスマ3も,その進化の延長線上にあるテニスゲームといえる。しかも,まっすぐ素直に。 用意されているモードは,オリジナル選手を作って,世界中を転戦しながらランキング1位を目指す「ワールドツアー」,いわゆる4大大会での優勝を目指してコンピュータと戦う「トーナメント」,対戦相手やコートなどを選んで戦う「エキシビション」,2人?4人で7種類のミニゲームで遊ぶ「パーティゲーム」の4種類だ。 ロジャー?フェデラー,マリア?シャラポワなど,実在のプロテニスプレイヤー20選手が登場(男子13人,女子7人) ワールドツアーモードでは,男女を問わず外見やフォーム,利き腕などを選んで,選手を作れる。このキャラクターを成長させていき,ランキング1位を目指す(スタート時は300位)。 作ったばかりのキャラクターは能力が低く,足は遅い,サーブはヘロヘロ,ボレーもヘナチョコと,お世辞にも三拍子揃った選手とはいえず,どちらかというと,間抜けな雰囲気が漂う三三七拍子系。ミニゲームによるトレーニング,テニスアカデミーでの実践的なトレーニングと練習試合の三つでキャラクターを成長させていくことになる。 ミニゲームは,サーブで巨大なボウリングのピンを倒す“PIN CRUSHER”,転がり落ちてくるボールを避けながらフルーツをキャッチする“ROCK FALL”など,微妙にテニスとは離れた内容のものが全部で12種類ある。知らず知らずのうちに試合で必要になる基本動作が身に付くのは,映画「ベストキッド」のペンキ塗り的なものを連想させる。 ミニゲームによってアップできる能力が異なるので,自分の理想とする選手像を頭に描きつつ選択していくことになる。また,各ミニゲームには1?6のレベルがあり,レベルが高ければ高いほどクリア条件が厳しくなるが,その分クリア時の能力上昇が大きい。ちなみに,このミニゲームで対戦できるパーティゲームモードも存在する。 テニスアカデミーでは,実践形式の課題が与えられクリアすることで,さらに難度の高い課題に挑戦できる。課題を達成すれば,その内容にそった能力がアップするが,どちらかというと,キャラクターの能力アップが目的ではなく,プレイヤーの腕を鍛える/確かめるような場所だろう。 練習試合は,ほかの選手から申し込まれるもので,2セット先取制で行い,すべての能力が微妙に上がる(勝ったほうが伸び幅がデカイ)。プレイヤーは,rmt,これらを適時選びながらこなしていき,キャラクターの能力をアップさせつつ,ro rmt,自分の腕を磨いていく
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